カラコンの眼科検査について

カラコンは眼科で検査してからじゃないと危険!

韓国製やドンキのカラコンは色落ちして危険だとかネットでもよく目にしますが、目のトラブルに見舞われている方の多くは商品自体の欠陥というより、むしろ自分の瞳に合わないカラコンを使っていたり、間違った使い方をしていることが多いです。

 

眼は一生ものですから、度なし度ありどちらのカラーコンタクトを買うにしても初めて購入する前には必ず眼科で検眼してくださいね。

 

眼科医の処方箋なしに自分に合っていないカラコンを使い続けると目が充血して痛くなったり、視力が落ちたり、眼病や最悪失明する危険もあります。

 

眼科の処方箋が無くても通販でカラコンは買えますが大切な瞳のために眼科を受診することをオススメします。
目の検査といっても別に痛いことをする訳ではないので安心してくださいね。

 

ちなみにカラコンの検査料は1000円〜2000円くらいです。

 

眼科で何を調べればいいの?

カラコンを買うのに必要なデータは

  • BC(ベースカーブ、眼球のカーブ)
  • DIA(レンズ直径)
  • PWR(度数)※Cみたいな文字で測った裸眼視力とはまったく別物です。

この3つのデータがあれば通販でも安全にカラコンを選ぶことができるようになります。
※目が良い方で度なしカラコンを買う場合はPWRは必要ありません。
※BC、PWRは国際的に統一された基準なのでどのメーカーのカラコンでも同じです。

 

それと合わせて眼科ではコンタクトレンズに対する適正も調べてもらえます。
眼の形状や体質によってはカラコンが着けられない方もいますので検査が必要な訳です。
また、初めてカラコンを使う場合のケア方法や注意点などを教えてくれる眼科もあります。

 

カラコン眼科検査の流れ

眼科に電話して検査の予約をする

度なしカラコンが欲しい方は…
目が悪くないのにカラコンを着けたい方でもカラコンに理解がある眼科なら診察を断られる心配も少ないです。
視力が良い方で度なしカラコンが欲しい場合はワンデーアキュビューディファインなどのカラコンを取り扱っているコンタクトレンズ店に併設されてる眼科がオススメです。
近くにそういう眼科がなければ近所の眼科に電話して診察だけしてくれるのかどうか聞いてから行くとスムーズですね。
最近はカラコンもファッションの一部になってきていますので割と診察だけでもしてくれますよ。

 

度ありカラコンが欲しい方は…
「日頃コンタクトを使用しているので診察して欲しい」と伝えるだけでOKです。
日常的にコンタクトを使っていなくてもそう伝えることで購入する予定がないコンタクトを無駄に買わされないで済みます。

 

健康保険証を持って眼科へ

電話で予約が取れたら忘れずに健康保険証を持って眼科へ行きましょう。
※親に内緒にしたいのであれば保険証を使わずに検査料を払うしかないので5000円くらいはかかります。
保険証を提出すると3割負担で済みますが、どこの病院でいつ、いくらお金がかかったかという通知が来るのでバレる可能性が高いですね。
ちなみにカラコンを通販で買うだけなら保険証も眼科医の処方も不要です。

 

眼科で問診票を書く

眼科ではまず自分の目についての問診票を記入します。
簡単なアンケートみたいなもので分からなければ受付ですぐ教えてくれます。

 

眼科で診察してもらう

眼科ではまず、おなじみのCみたいな文字の視力検査や眼圧検査などがあります。

 

次に細隙灯顕微鏡によるスリットランプ検査で眼科医が目を詳しく調べてくれます。
涙の量、眼に傷がないかどうか、アレルギーの有無など、この時の問診で気になることがあれば医師に聞いておきましょう。

 

病院によっては角膜内皮細胞の数を調べてくれるところもあります。
角膜内皮細胞は減っても自覚症状がなく減り過ぎると失明してしまう大切な細胞です。
調べてもらいたい場合は電話予約の際に角膜内皮細胞検査(かくまくないひさいぼうけんさ)ができるかどうかも確認しておきましょう。

 

どの検査も別に痛いことをするわけではないので安心してくださいね。

 

処方箋をもらい診察代を払う

保険証があれば3割負担になるのでだいたい検査代は1000円〜2000円くらいです。
これで自分の目に合う安全なカラコンを通販で買う準備はOKです。