カラコン ベースカーブ

カラコンのベースカーブについて

カラコンのベースカーブとはレンズのカーブの緩急で、よくカラコンのスペックでBC8.6とか書いてあるあれです。

 

ベースカーブは数字が小さいほどカーブがきつくなり、数字が大きいほどカーブが緩くなります。
例えばベースカーブが8.6より8.8の方がカーブがゆるくなります。

8.6<8.7<8.8<9.0
※数字が大きいほどカーブがゆるい

 

一般的に日本人の目に合うベースカーブは8.6なので、実際に販売されているカラーコンタクトレンズもBC8.6が一番多いです。

 

ベースカーブが合わないとどうなるの?

自分の目よりカーブがきついカラコンだと目がゴロゴロしたり圧迫感を感じることがあります。
また、エッジが食い込み瞳を傷つけたり眼病や視力低下の原因にもなるので注意が必要です。

 

逆にベースカーブがゆるいと着色部分がズレて、一時的な内斜視や外斜視、いわゆるロンパリ(ロンパる)状態になりやすくなります。
また、BCがゆるいと目に違和感も感じやすく、ズレた時に眼球を傷つけてしまうこともあります。

 

このようにベースカーブが合ってないと良いことは1つもありません。

 

ちなみに、目安としては眼科で測ってもらった自分のベースカーブ+−0.2くらいのレンズが基準とされています。(自分のBCが8.6の場合は、BC8.4〜8.8までのレンズが許容範囲)

 

ベースカーブの測り方は自分では測れません。
大切な目のためにも、カラコンを買う前には必ず眼科検査して自分のBC(ベースカーブ)も測ってもらいましょう。